ページの先頭です


ページ内移動用のリンクです


ここからサイト内共通メニューです

サイト内共通メニューはここまでです

  1. ホーム
  2. 医療関係者の方へ
  3. 学術関連情報
  4. 漢方EBM
  5. 漢方ベストケース(葛根湯プロジェクト)

ここから本文です

日本東洋医学会EBM特別委員会(現・EBM委員会)ベストケース・タスクフォースに経緯に関する報告

日本東洋医学会EBM特別委員会(20012年よりEBM委員会)ベストケース・タスクフォースは、2006年から、漢方薬のエビデンスのひとつとしての著効例の収集に努めてきました。

当初は、葛根湯の著効例を集めるべく、葛根湯プロジェクト1)を立ち上げ、学会の websiteを通じて、葛根湯の著効例を収集する試みを行いました。しかし登録件数は5例と低調であったことから2)、本プロジェクトは中断としました3)。ただしベストケース・タスクフォースは、漢方薬の症例報告文献の収集とデータベース化を新たなミッションとして、メンバーを一部交代して活動を継続しました4)。しかし文献の構造化抄録のフォーム設計と実際の作業の困難さ、メンバーの勤務先移動、さらに予算の制約などが重なり活動が十分にできず、不調でした。

そこで2011(平成23) 年度日本東洋医学会EBM特別委員会第2回BCTF会議(2011.3.2)をもって、タスクフォースとしては終了しています5)。 なお、ベストケース・タスクフォースで実施していた葛根湯プロジェクトは、葛根湯を用いて診療が行われた既存の症例をretrospectiveに集積するものであり、前向きに介入を行うものではありません。本プロジェクトの実施にあたっては、2007年3月6日に日本東洋医学会倫理委員会にプロジェクト実施の申請を提出し、2007年3月30日付で、倫理的に問題がない試験であるとの承認を得ています。

参考文献と注

  1. 1) 木元博史. 日本のベストケース・プロジェクト-「葛根湯プロジェクト」とは?-.日本東洋医学雑誌 2007; 58(3): 442-7.
  2. 2) 木元博史, 西村甲, 篠原宣. 葛根湯プロジェクトの実際. 「フォーラム:漢方のエビデンスを『つたえる』」. 第 60 回日本東洋医学会学術総会 (東京, 2009. 6. 21). 日本東洋医学雑誌 2009; 60 (Suppl. 1): 171.
  3. 3) 2009(平成21)年度の事業計画. 日本東洋医学会. 会報・専門医通信; 2009年7月号: 46.には記載なし。
  4. 4) 2010(平成22)年度の事業計画. 日本東洋医学会. 会報・専門医通信;2010年9月号: 15.
  5. 5) 2010(平成22)年度の事業計画 (日本東洋医学会. 会報・専門医通信; 2010年9月号: 33)には入っていたたが, 2010(平成22)年度の事業報告 (日本東洋医学会. 会報・専門医通信; 2011年9月号: 14)には記載がない。

本文はここまでです

このページの先頭へ


ここからカテゴリ共通メニューです

カテゴリ共通メニューはここまでです




ページの終わりです

ページの先頭へ戻る